【SF6】ランク別大体の所感【ストリートファイター6】
スト6を初めてランクマッチをこもりつつ、ダイア2まで行ったのでそこまでのやったこと、感じたことランクごとにメモる。
ちなみに認定戦は「初めて格闘ゲームをプレイする」で10戦し、シルバー1でした。
実経験としては格闘ゲームはほぼ対人戦はせず、CPU戦(主にアーケード)でストーリーを楽しむプレイしてた勢。
ブレイブルーのCPUハザマが強すぎて発狂した人種です。
プレイキャラはモダンブランカ。モダン前提のメモになります。
最初に雑感。
発売から1年経っているので、発売当初のランク所感を書いてあるブログに比べ、全体的に1階級(ブロンズは以前のシルバーの実力、みたいな)ほど強さが上がっている印象を受ける。
シルバーでもまとまった動きをしてくる人が多く、ゴールドに関してはハマればプラチナ辺りを余裕で倒せる火力を出せる人が多い。
時間が経つにつれてプレイヤーの全体的なレベルが上がっていくと思うので、やってみたい人は早めにプレイを始めるのがオススメだと思う。
SF6は教材豊富で、SF6ができれば他ゲーでも有用な格ゲーの基礎が学べるので格ゲーをやってみたいなぁ、という人には良い機会になる。
その上SF6は人が多いので「自分と同じ実力の相手とランクマッチできる」というのが最大の練習になります。人がいないゲームだと表記上は同じランクでも実力全然違う、というのがままあるので。
ではランクごとの所感。
ルーキー~ブロンズ
シルバー認定なので正直認定戦以外は肌感覚がわかりません。
が、アシストコンボが優秀なキャラで、ジャンプ→大攻撃→当たっても当たらなくても下段攻撃から開始するアシストコンボ、を繰り返してればブロンズぐらいにはなれそう感はある。
アシストコンボが微妙なキャラは負けやすく、初心者は沼るかもしれない。
とにかく思った通りにボタンを押してアシストコンボ、ガード、ジャンプ、ジャンプ攻撃、しゃがみ中・大攻撃が出せれば行けそう。
ブランカは強ローリング(コマンド入力するやつ)と中アシストコンボ(SA1出る前で止める)、SA3溜まったら大アシスト完走(SA3まで出る)をジャンプ攻撃混ぜながらやるだけで勝てると思われます。
区分けとしては下位帯。他ゲームのブロンズと同等だと思われる。
要練習というか、コツコツ時間をかければ誰でもうまくなれる、急成長ラインにみんな居る状態。
まれにお前ブロンズ以下ちゃうやろ、ってやつは見かけるけど、そういう人は連勝ボーナスでささっと上がっていくのでやはりワイワイ楽しむランク帯になっている。
そういう初心者とマッチングできるのは格ゲーに置いて非常に重要かつ希少なので、恩恵にあずかりつつ楽しむのが良いと思います。
・突破用のトレーニングモード練習項目
とにかくボタンを押す練習、操作デバイスになれる。
モダンならアシストコンボする時はアシストボタンを押し、アシストコンボ以外はアシストボタンを離す練習。
特に必殺技押すときにアシストおしっぱだとOD技が出て速攻でドライブゲージが空になるので、そこを練習する。
ボタンに慣れたらジャンプか歩きで相手に寄って行って、当たる距離になったらアシストコンボ。
強い必殺技を持っているキャラならそれが当たる距離でひたすら撃つ。
やっているうちに、「あ~この必殺技、よく当たってくれるわ~」って技があったりする。
シルバー
恐らく最初の壁だと思われる。
ジャンプを昇竜拳で落とす、相手の攻撃を半分はガードして反撃できる、アシストコンボができるプレイヤーが多い印象。
モダンは特にアシストコンボの質に依存して、コンボの総ダメージやフレーム有利の差で負けやすく、意外とキャミィ辺りは苦戦してそうなイメージ。
キャラによっては適当に強いムーブを擦るだけで突破できるので、キャラ依存も激しいランク帯な気がする。
インパクトも場合によっては擦ってくる。痛い。
ガードが甘い、反撃の質が甘い、対空されやすいジャンプをする、隙が大きくガードされやすい技を初手で撃ってきやすく反撃をもらいやすい、辺りが弱点だと思われるので、
ここを突けるようになると楽々突破できると思われます。
ここまではキャラ別の練習をしなくても、アシストコンボとキャラ共通の基本的な動きを使えば勝てる…はずなので、とりあえず気軽にプレイして、ゴールド辺りに行ったらキャラ固有のコンボ練習をすればよいと思います。
なので、正直攻略動画を見る必要はない。早くシルバー帯を抜けたいなら見ても良いけど、まずはゲームを楽しむのと、攻略云々のまえに思った通りにキャラを動かせることが必要。
ブランカは中アシストと強ローリングで突破。
距離が離れたら強ローリング、相手がローリング対策をしたり、ガードが堅い場合は寄ってジャンプ攻撃or中アシスト。
・突破用のトレーニングモード練習項目
攻撃(対象は棒立ちのCPUか、Lv3~5程度のケン、リュウ、ルーク辺り)
:ジャンプ攻撃→アシストコンボ
:歩いて寄って当たる距離になったら下段から始まるアシストコンボ
:たまにアシストコンボじゃなくて寄って投げる
防御(対象はCPULv3~5程度のケン、リュウ、ルーク辺り)
:攻撃をせずガードだけして、相手の攻撃が隙の大きい大技(昇竜拳など)で終わった時のみ中・大アシストで反撃する
:自分がダウンしたら起き上がりにガード、または小アシストコンボで返す
ラッシュとか起き攻めは複雑なのでいらんです。
インパクトもガードすればまあ大惨事にはならないので返す必要もないです。
ゴールド
第二の壁。
シルバーの行動に加え、キャラ固有の強いムーブ、動画で良く紹介されるコンボをちゃんと使ってくる印象。
ラッシュや投げ、起き攻め、インパクトも流れで使ってくる。動画で紹介されるような、定型的な攻めに関してはほぼほぼプラチナ辺りと変わらないかもしれない。
反面、まだまだガードが甘く、反撃も甘い印象。特に下段攻撃に弱い。
シルバーでできることの精度を高めれば突破できる印象…かなぁ。
ブランカもシルバーのやってること+起き攻めをプラスして突破。
第一のボリューム層で、プレイヤー数が多い。
とはいえ勢いやキャラ性能で来れるランク帯でもあるので、格ゲー知らなくてもアクションゲーム得意なら来れる人は多そうなイメージ。
区分けとしてはシルバーゴールドで中位帯。他ゲームでいうとシルバー辺りな印象。他ゲームのゴールドはもうちょいうまかったり、なるのに時間がかかるイメージ。
とはいえ、格ゲーらしい動きは全員できるので、ゲーセンでアーゲードモードを楽しんでもギャラリーの視線が気にならない程度にはうまくなっているはず。
・突破用のトレーニングモード練習項目
攻撃(対象は棒立ちのCPU)
:攻略動画で良く見るコンボをミス無く出せるようにする
:起き攻めのパターンで下記の3つを覚える
柔道 相手の起き上がりに投げを重ねる。意外とタイミングがシビア。「SF6 柔道のやり方」辺りで検索すれば詳細が分かる
打撃重ね 柔道の打撃バージョン。キャラによって重なる打撃が違うのでそこは要座学
ガード 寄って行ってあえてガードする
起き攻めには各々利点・欠点があって、
柔道はパリィ、ガードに強く、OD無敵技&SAと投げ抜け行動(ジャンプ、バクステ、グラップ)に弱い
打撃重ねは投げ抜け行動に強く、OD無敵技&SAとパリィ、ガードに弱い
ガードは起き上がりのOD無敵技&SAに強く、グラップに弱い
という感じ(厳密にはもっと派生や有利不利、さらにその強弱があり、その上キャラによって変わるけどここでは割愛)
ガードにはシミーという派生行動もあるけれど、キャラによっては行いづらいのでここでは省略。
とにかくこの3種が基本だと思われるので、ちゃんと重なるように要練習。
防御(対象はCPULv3~5程度のケン、リュウ、ルーク辺り)
:シルバーの練習に加え、対空技をちゃんと出せるようにする。
対空練習はトレモにプリセットがあるのでそれで練習すればOK。昇竜拳っぽい技が無いキャラはどういう技が対空に向くのかがキャラ事に違うので要座学。
プラチナ
第三の壁。(いっつも壁言うてますね)
ここら辺からいわゆる「実は格ゲーってターン制のゲーム」を理解してプレイする必要があるように感じる。
起き攻め、対空昇竜、飛び道具の対処、突進攻撃の対処、インパクト、画面端限定コンボや攻め、生ラッシュ…などなど、あらゆる要素を覚えてやる必要がある。
あるんだけど、ここに詳細を書くぐらいなら攻略動画を見たほうが速いので、そこはそういう動画にお任せで。
とにかく意識するのは、
・相手の隙が大きい攻撃をガードしてちゃんと手痛い反撃を返す
・相手がガードしたら確定で反撃を食らうようなハイリスク技をポンポン出さない(ブランカならアマゾンリバーランなど)
・相手がどういう行動がとれるのかを理解しながら相手が対応できない行動を押し付ける
→起き攻めで投げ抜けや無敵暴れしないならひたすら投げや打撃を重ねる
→ジャンプして寄っても対空がでないならぴょんぴょん飛んで攻撃する
→下段ガードが甘いなら下段攻撃を多用する
→インパクトや判定の強い大技を頻繁に出してくるタイプなら守勢に回って反撃重視で立ち回る
などなど。
プラチナの上位(★4~★5)は特に相手の手札よりもこちらの手札が上回った時勝てる印象。
プラチナ以上は基礎の練習というよりも、キャラ事に出来ることをちゃんと理解し、座学をした上でトレモでできるように落とし込む、という作業が中心になる。
シミーや垂直跳び、飛び道具に対するパリィ、一部キャラ(特に本田)に対するジャストパリィ、一部キャラに対するほぼ確のインパクト、画面端のコンボや攻め方などなど。
ブランカは何をしたかというと、中アシストコンボの派生コンボ(〆を中バチカ→中ロリで起き攻めにするやつ)と、サプライズフォワードによるめくり、長距離からの生ラッシュアマゾンリバーランの奇襲(これが特に初見相手のミリ削りで役に立つ)、ニュートラル大攻撃からの対空コンボ…などを覚えて実践。
特にブランカは対空のダメージがえげつないので、対空を出せるようになると相手がうかつにジャンプできなくなります。
第二のボリューム層…といいつつ、ここから連勝ボーナス無くなる+プラチナ上がった記念でやめる人もいるので、
プラチナ1とプラチナ2以上では明確に差ができる。
プラチナ帯を安定して勝てれば、バトルハブやアバターバトルでも結構勝てる印象なので、「確実に私/俺うまくなってるなぁ」という実感が持てる。名実ともに上位帯の仲間入り。
プラチナ帯でようやく脱初心者とかいう意識高い格ゲー勢にはOD無敵技をパなしましょう。
他ゲーでいうとまだまだ甘さがゴールド帯な印象はあるものの、格ゲー人口自体が少ないので上位帯と言っても良いでしょう。良いとします。
ダイアモンド
書いている人が今いるとこ。
プラチナでできることの精度があがる。特に反撃の精度が高くなり、うかつに行動すると一方的に削られて「対ありでした」になりがち。
プラチナに引き続き相手をよく見て行動し、トレモで出せるカードの手数を増やす練習が大事。
プラチナ以上に座学が重要になってくると思われる。
ブランカは特に強ロリをジャスパされてからの生ラッシュ空中コンボやそもそもローリングに昇竜を普通に返されるので、ローリングが選択肢から消えがちになり、擦れる技が一つ消えるのが痛い。
リバーランもガードされるし、コマ投げも小パンで潰されるし、寄ろうとすると波動拳が飛んでくるし、「どないしたらええねん!」ってなりがち。
今まで以上に「待ち」「見」の姿勢が大事で、うかつに行動しない、というのが非常に重要。
その判断基準がドライブゲージ差とSAゲージ差、ラウンドの取得状況であり、「無理に攻めなくて良いときにはちゃんと無理に攻めずに待つ」を徹底する必要がある…ように感じているところで今日は地球防衛軍6をしています。「EDFは仲間を見捨てない、本当だな!」
練習には動画やリプレイを見て勉強しよう。
CFN(SF6内の他人リプレイを見る機能)でランク別に他人のリプレイを見れるので、使っているキャラの同ランク帯や一個上の人のプレイを見て、「あ~こういう時こうするのか」っていうのを見るのが非常に学びになります。
このランク帯は他ゲーでいうところのプラチナ帯な印象。FPSよりもフィジカル的な強さは必要ないものの、圧倒的に座学とそれに基づく反復練習が必要な点でいえば、ベクトルの違う難しさがダイアモンドにはあると感じるので、一概に「OW2のプラチナより下www」みたいなことにはならないかと。
ここから「うっわ、上手いなぁ……」という奴と「おま……おまえ……っ! そんなハイリスクハイリターンぶっぱでよくここまできたな、こいつ…!」の混合編成を味わえます。
以上、終わり。