とある新人のブラック就労記 その14
新システム導入当日。
ついにやってきた本番の日。
ネカフェから朝5時に出社した新人くんは、本番環境にアクセスできるデスクでシステムが稼働しているのを確認し ...
とある新人のブラック就労記 その13
20××年11月末日。
新システム導入前日。
作業は深夜だが、一応(なにが一応なのか分からないけど)午前8時半から勤務をする新人くんと鈴木さん。
とある新人のブラック就労記 その12
20××年11月末日。
ついに新システムを導入する日がやってきた。
新人くんのプロジェクトは、食料品を管理する倉庫が日本全国各地に複数存在し、その倉庫ごと ...
とある新人のブラック就労記 その11
20××年11月某日。
システム導入の日が刻一刻と迫っていた。
怒涛の残業に次ぐ残業で体調を崩すかと思いきや、新人くんの体は意外に丈夫で、ネカフェ生活もそ ...
とある新人のブラック就労記 その10
20××年11月某日。
本来ならテストが終了し、システム導入についての詰めを行わないといけない段階だが、まだテストが終わっていなかった。
本格的なデス ...
とある新人のブラック就労記 その9
20××年10月某日。
外注さんの力もあり、一通りの開発が終了し、テスト段階へと入ることができた。
システム開発のテストは大きく分けて二種類あり、それが― ...
とある新人のブラック就労記 その8
20××年9月某日。
朝一の会議。
キムさん、新人くんも含め、会議室Aに人が集まった。
中には八九寺さん、鈴木さんの他、新人くんの知らない人もたく ...
とある新人のブラック就労記 その7
20××年八月某日。
蒸し暑い気温が続く日々。節電奨励の世の風潮もあり、エアコンの温度が28度設定のフロアはサウナと言わないまでも、じっとしてても汗をかく暑さだっ ...
とある新人のブラック就労記 その6
「ワタシ、キムです、よろしくネ」
そう言って笑顔で新人くんの手を握ったのは、中国人の金(キム)さんだ。
目が細く、顔が四角い。中華料理店でも経営してそうな ...
とある新人のブラック就労記 その5
20××年七月某日。
入社してから三か月経ち、OJTも一応の終了となった。
といっても、なにかOJTらしい特別なことをしていたかと言われれば微妙だったが、 ...